朝活とは
「朝活」とは、朝、早起きをして時間を有効活用し勉強や運動、趣味などの活動することをいいます。
忙しいビジネスパーソン、ワーキングママ、資格取得などを目指して勉強している学生さんなど、たくさんの人が、集中できる貴重な朝の時間に朝活しています。
この記事では、朝活のメリット、朝活継続のコツ、今人気のおすすめ朝活について解説します。
- 朝活のメリット
- 朝活を継続するコツ
- 人気の朝活について
をお話ししていきたいと思います。
「日常を忙しく送っているけれど、」とか「自分のやりたいことがあるけど、時間とれなくてやれていない」といった悩みを持っている方は、ぜひ朝活を取り入れてみてください。
朝活のメリットを整理
朝早めに起きて活動するということを続けていくと、一日、快適にすごすことができます。これは実行してみれば実感できることなのですが、朝活のメリットを、科学的な根拠も含めてあげてみました。
体内時計がしっかりリセットできる
人の体内には、1日24時間のリズムにほぼ近い周期の体内時計があります。この体内時計の周期は、概日(がいにち)リズムまたはサーカディアンリズムともいいますが、人によって長さが違っていて、1日24時間と比較すると短かったり長かったりズレがあります。
このズレは、全く修正しなければ1日1日どんどんズレていきます。このズレは、目から入ってくる光や、体を動かして活動することなどの刺激によって修正されます。
特に光の刺激が体内時計のリセットには最強といわれているので、しっかり目覚めて、体内時計をリセットするためには、カーテンを開けて光を部屋に入れたり、外に出て空を見ることが重要なのです。
朝は体も意識も絶好調
朝は血圧が上がり、心臓血管系の機能も良く働くため、意識がはっきりした状態が保てます。
ストレスに対応するために分泌される「コルチゾール」というホルモンがあります。この「コルチゾール」の濃度は、1日の中で起きて20分後が最大と言われています。コルチゾール濃度の高い時間帯には、ストレスに対する耐性が高い状態で、難しい問題も前向きにとらえて対応できると考えられています。
集中力を妨げる要因が少ない
朝活は、みんなが1日の活動を本格的に始める前の時間帯に活動します。
電話やメール、SNSのメッセージなど外部から入ってくるものがほぼない環境で、自分が決めた活動に自分のペースで取り組むことができます。
朝活やっていない人に差をつけることができる
上に書いたことのまとめみたいになりますが、心も体も最高の状態で、自分がやりたいことに集中できるので、朝活やっていない人に差をつけることができます。
毎日30分でも1時間でも、積み重ねていけば、大きな差になりますよね。
他人との比較でなくても、朝活やっていないと想定した自分と比較してみてください。朝活やることによって、ずいぶん自分を高められると思いませんか。
朝活を習慣化させ継続するコツ
朝活には色んなメリットがあることがわかっていただけたと思いますが、実際、なかなか朝起きられなくて朝活が続けられないという方もいると思います。
朝活を続けるためには、早起きを習慣化させルーティンにしていくことが必要になります。そのためのコツをお話ししたいと思います。
生活リズムを整える
30分でも1時間でも朝活を行う時間帯を決めたら、さかのぼって、できれば6時間は睡眠時間を確保して、そのためには夜この時間には寝ると、少なくとも就寝時間は決めて習慣にすることが必要だと思います。
できれば、決めた就寝時間のために1日の生活リズムも決めれればいいですね。
そうもいかないという方も、就寝時間は守るようにしたいところです。
睡眠の質を上げる
睡眠の質を上げてぐっすり眠ることで、朝、気持ちよく起きることができるようになります。睡眠の質を上げるコツを4つあげます。
体を温める
入浴して湯舟につかると、血行が促進され深い睡眠につけます。寝る2~3時間前の入浴が最適といわれています。
また、寝る前に白湯や、カモミールなどリラックス効果のあるハーブティーを飲んで、体の中から温めるのもとても効果的です。
寝る前にはPCやスマホの画面を見ない
PCやスマホから出るブルーライトによって、夜眠れなくなるということは聞いたことがあると思います。また、コンビニなどの照明も同様の影響を与えます。夜は明るい光を目に入れないようにしましょう。
スマホはディスプレイの設定でナイトモードなどに設定し、ブルーライトカットのメガネをかけるようにするのもいいですね。
寝酒をしない
これも、「実は…」と最近はよく言われるようになってきました。眠りに入るのは早くなりますが、全体的に眠りが浅くなります。また、アルコールには利尿作用があるので、トイレに起きやすくなることもあります。
適度な運動の習慣
運動をすると夜眠れるというのはあります。ただし、激しい運動は寝る4時間前以降は避けましょう。
脳の「報酬系システム」を利用する
脳内には、「報酬系」というシステムがあり、何か心地よいことが起きた時にはこの報酬系が活性化し、脳内快楽物質のドーパミンが分泌され、人間に「快感」を感じさせます。この「快感」が行動の大きな動機になります。
このシステムを早起きに応用するには、「朝早く起きることによって、得られる報酬を用意すればよい」ということになります。この「報酬」は、達成感を得る、好奇心が満たされる、人にほめられるといった精神的なものでもいいですし、或いはもっと物質的なお金や物が得られるとかでもいいわけです。
早起きして得られるものを具体的にイメージしてみましょう。
朝活スケジュールをたてる
前日の夜に次の日の朝活のスケジュールをたてるか、週末に1週間分のおおまかな朝活スケジュールをたてるといったように、計画や短期間の目標をたてると、モチベーションを保ちやすいと思います。
人気&おすすめの朝活
どんな朝活が今、人気なのか?おすすめの朝活をご紹介しますので、参考にしてください。
英語の勉強
英語を勉強することで、仕事に活かすこともできますし、自分の興味のある分野の情報収集がいち早くできるようにもなります。
TOEICは点数を目標にして取り組むと励みになって継続しやすいと思います。
他の勉強でもそうなのですが、なにかアウトプットの機会を持つと理解が深くなると言われていますので、オンライン英会話や英会話カフェなど英語で話すことに挑戦するのがおすすめです。
資格取得などの勉強
資格取得やスキルアップのための勉強を集中してやりましょう。
学習計画をたてて、朝活以外のスキマ時間なども使いながら進めていくといいですね。
有酸素運動(ウォーキングやジョギング)
ダイエットに有効な有酸素運動を朝に行うことで、更に脂肪燃焼を盛んにすることができるんです。
交感神経は、身体活動が高まると活性化し、同時に脂肪の燃焼も高めます。朝に適度な運動を行うと交感神経の活動が活発になり脂肪燃焼が盛んになるというわけです。
読書
雑音が入らない朝に読書に没頭するのもいいと思います。
また、朝に開かれる読書会に参加するのも読書好きの方にはおすすめです。
ヨガ(ストレッチ)
朝にヨガやストレッチを行うとフレッシュな気分になりますよ。なるべく太陽の光が入ってくる環境で行ったほうが、しっかり目覚めの効果が得られます。
Youtubeで動画を見ながらやるのが一番手っ取り早く始められると思います。
セミナーなどに参加する
自分が興味を持ったことに関する話を聞いてみようとか、交流会のような集まりに参加してみたいという人は、朝の時間を利用してみてもいいですね。
「朝活 セミナー」などでネット検索すると、朝に開催されているセミナーを探すことができます。カフェを会場にしたセミナーやオンラインのセミナーもあるので、自分の参加しやすいものに参加してみるのもいいですね。
まとめ
朝活についてまとめてみたいと思います。
朝活とは、朝、早起きをして時間を有効活用し勉強や運動、趣味などの活動すること。メリットを活かして色んな人が活動してます。
朝活のメリット
- 太陽の光を浴びて体内時計がセットできる
- 朝は体も意識も絶好調 、ストレス対応ホルモンコルチゾールもしっかり分泌される
- 集中力を妨げる要因が少ない
- 朝活やっていない人に差をつけることができる
朝活を継続するコツ
- 生活リズムを整える
- 睡眠の質を上げる
- 脳の「報酬系システム」を利用する
- 朝活スケジュールをたてる
おすすめの朝活
- 英語の勉強
- 資格取得の勉強
- 有酸素運動
- 読書
- ヨガ
- セミナーなどに参加
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